【全財産公開】フランスの料理人の支出と収入
こんにちは。
沸騰石の佐野です。
現在フランスワーホリ11か月目です。
パリで8か月料理人として働いた後に、現在はニースで同じく料理人をやっております。
今までの支出と収入をまとめてみました。参考までにどうぞ。
フランス料理人の支出と収入
給料と固定支出
1€=¥120で計算しています。
まず、フランスの最低賃金が1200€(¥144,000)です。
レストランならば店にもよりますが、手取りで大体1400€か1500€くらいが妥当だと思います。
日本の新卒大学生の平均と同じくらいと考えればよいかと思います。
これが収入になります。
対して固定の支出は、家賃、定期券、食費、生活消耗品程度です。
家賃は、シェアハウスならば600€あれば割ときれいな所を借りれると思います。
一人暮らしでしっかりしたところに住む場合は800€以上します。
おそらく一番安上がりなのが屋根裏部屋で、僕がパリで住んでいたところは390€でした。
洗濯機が付いてなかったので毎週8€ほどかかりましたが。
定期券は、パリならば70€、ニースならば30€です。
食費は、普段はまかないが出るので休日の二日間だけ。生活消耗品は多く見積もっても40€くらいでしょうか。
パリで働いていた時の自分で実際に計算してみると、
1500(収入)-390(家賃)-32(四週分の洗濯代)-70(定期券)
ー50(休日の食費)-40(生活消耗品)=918€(¥110,160)
多く見積もっても、およそ11万円ほど手元に残る計算になります。
僕の場合は家賃が激安なので、もっといい場所に住んだとしても8~9万円は手元に残りますね。
休日のお金の支出
仕事がある日はほとんどお金を使いません。
まかないが出ますし、移動などのお金もすでに定期券がありますから。
では休日はどのように過ごすのか。
僕の場合は、パティスリーを食べ歩いてみたり、レストランに行ったりします。
パティスリーの場合はケーキ三個で25€くらいですかね。
レストランでは一回の食事で70€くらいは出してます。
それ以外にもパリ郊外に出かけたりしてました。ですが、そんなに支出もないですし、たまにしか行きません。
なので、毎週レストランとパティスリーに行った場合を計算してみます。
70(レストラン代)+25(パティスリー代)×4(週間)
=380€(¥45,600)
毎週レストランとパティスリーに行ったとしてもこれだけしかかかりません。
先ほどの収入から差し引いても、538€(¥64,560)手元に残る計算になります。
ちなみにレストラン代に関してはビストロの価格ですので、ミシュランの星付きレストランなどになると一回の食事で150€以上かかったりします。
そうだとしても、月に二回ほどは星付きで食事ができるでしょう。
そんな生活をしてきて実際の今の全財産
現在の全財産は2800€(¥336,000)ほどあります。
今月の家賃は払い終わってますし、特に残った支出もないので、今月は、休日の自由な支出しかありません。
ちなみに僕は、フランスに来るときに15万円ほどしか持っていませんでした。
初めの一か月は語学学校に通っていたので収入がなく、すぐにお金は底をつきました。
12月中旬からパリで働き始めて、それから毎月収入が得られるようになり、今に至ります。
0からのスタートでもお金はこれだけ増えます。
レストラン、パティスリー、美味いもん食べ放題です。
貯まったお金ですが、僕は海外で稼いだお金は海外で使おうと思ってますので、来月の旅行は贅沢にいこうと思ってます!
それでは今日はこの辺で。