【発音を勉強しないとこうなる】フランスでの失敗例
こんにちは。
沸騰石の佐野です。
フランス語って難しいですよね。特に発音が。
ただ舌を巻けばいい(と思っている)アメリカ英語と違って、喉から発音したりしなくちゃいけません。
僕はフランスに来てそろそろ10か月が経とうとしてますが、発音が全く持ってダメです(発音以外にも、全般的に)。
発音ができないとどんなことが起こるのか。勉強してこなかった自分を失敗例としてみなさんに共有します。
発音ができなくて困ったこと
ジェスチャーが必須になる
基本的に自分から何かを発信するときは、ジェスチャーでも表してます。なぜなら言葉だけで伝えられる自信がないからです。
仕事中は、大体次にやることが決まってたりして、相手側も予測ができるので伝わりやすいです。
問題なのは、ジェスチャーが難しい場合です。例えば、ショートケーキの下に敷いてある厚紙みたいなのあるじゃないですか?あれをいつも鍋敷きとして使ってるんです。
ある日それがなくなったから、聞いたんですけど、ジェスチャーしようにも手で丸を表すだけだと、なかなか伝わりません。頑張ったのですが、結局伝わらなかったので、わざわざ前菜のところから取ってきて見せて伝えました。
シンプルにコミュニケーションがうまくいかないと、なんかショックです。相手も呆れますし。
名前が覚えられない
こちらから発信する場合以外にも、相手側から発信される場合にも、発音は大事になります。
一番良い例が、名前を覚えられないことです。
僕は厨房に入ってから、二十人近い人と挨拶して、名前を教えてもらいましたが、すぐに覚えられたのは一人だけでした。
それ以外の人は、確認したり、誰かが呼んでるのを聞いたりして覚えてます。
今でも、おなじみのメンツは覚えてますが、となりのレストランの人の名前はほとんど知りません(毎日顔合わせるのに)。
なぜ覚えられないかというと、ずばり、発音です。
例えば、ジュリアンって子がいます。今は自分の中でカタカナで「ジュリアン」として認識してますが、初めて聞いたときは「ジュリアン」と聞き取れませんでした。
本人もきっと、「ジュリアン」とは言ってないと思います。
「じゅりゃん」かもしれないし、「ゅりゃん」かもしれないです。
発音ができないと、自分の耳が相手の言葉を受け付けられなくて、得られる情報が少なくなって、覚えにくくなるんだろうと思います。
でも心配しないで
いろいろ言いましたが、別にそんな重大なことではないと自分では思ってます。
仕事はできてますから。
フランス語は難しいので、ワーホリ一年目の人で、めちゃくちゃ喋れる人ってあまりいないと思います。ですがそれでも、毎日少しずつ勉強すればもっと今が楽だったんじゃないかなと思ってます。
なかには、フランス語が僕より喋れない人でも、楽しく会話してるのを見かけます。
その人は多分心で通じ合ってるのでしょうね。
喋れなくても、です。
人は言葉を通じて心を通じ合うってことですね。
それでは今日はこの辺で。