アウトロー料理人沸騰石さののブログ

製菓学校卒業後、実務経験がないままフランスへ渡り、1年間料理人として働きました。帰国後の現在は、実の兄にお弁当を作りつつ、芸人としても活動しております。

【お弁当#4】ビーツとパプリカとかぼちゃを使ったおかず

こんにちは。

 

沸騰石の佐野です。

 

弁当紹介していきます。

今回は、ビーツとパプリカとかぼちゃが新メンバーとして加わります。パプリカとかぼちゃは皆さん食べることがあると思うんですけど、ビーツに関してはほとんどの人が食べたことないんじゃないかと思います。

 

ビーツは、カブや大根のような見た目をしていて、真紫色をしています。フランスでは、ビネガーを利かせたピューレにしたり、今回、僕がやってるようにコンフィにするのが一般的です。

 

コンフィとは何か、やり方なども詳しく説明してますので、明日以降のお弁当、または夜ごはんの参考にしてください。

 

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  • ビーツコンフィとパプリカコンフィを和えたもの
  • にんじんコロッケ
  • マカロニサラダ
  • かぼちゃ
  • 卵焼き・ブロッコリー
  • 炊き込みご飯(母・作)

 

先週と同じものもありますが、順番に見ていきましょう。

 

ビーツコンフィとパプリカコンフィを和えたもの

 

ビーツコンフィとパプリカコンフィを細く切って、あめ色に焼いた玉ねぎとオリーブオイルを和えました。

 

コンフィとは調理技法のひとつで、油に漬けて火を入れたり、オーブンで火を入れたりと、方法が沢山あって定義が難しいところがあるのですが、どれも共通しているのは”ゆっくり火を入れること”です。

なので、油に浸かってなかろうが、オーブンを使ってなかろうが、ゆっくり火を入れていればコンフィと呼べるのだと思います。

 

今回、ビーツは大きかったので半切りにし、パプリカはそのまま少し塩を振って、アルミホイルで包んで180℃のオーブンに突っ込みました。ビーツは大体3時間くらい。パプリカは1時間かからないくらいで火が入ります。

また、多少火を入れすぎても問題ないので、あまり神経質に火の入り具合を気にしないで大丈夫です。

 

オーブンの中に突っ込んで放置するだけなので、簡単なうえ、茹でるのと比べると成分が水に溶けださないので、味も格段に美味しくなります。 

コンフィにすると日持ちもしますので、ぜひ試してみてください。

 

にんじんコロッケ

 

にんじんのピューレとあめ色に焼いた玉ねぎとくず肉を合わせて、片栗粉に水分を吸わせています。トロっとしていてとても美味しいと好評でした

 

成型が難しいので、一度小さく丸めて分けて冷凍してからパン粉をつけるとやりやすいです。また、冷凍も可能です。

一つこういうアイテムがあると、お弁当作りには役立ちますね。

 

マカロニサラダ

 

先週作ったものとあまり変わりないのですが、今回は小さく刻んだブロッコリーを入れました。ブロッコリーの量が足りなくてあまり意味がなかったので、次回はもっとたくさん入れようと思います。

 

ちなみに、刻んだブロッコリーに玉ねぎとエシャロットとナッツオイルとシェリービネガーでめちゃくちゃ美味いブロッコリーのサラダができます

僕が持ってる”感動レベルに美味しいレシピ”のうちの一つなので、それもいつかお弁当のおかずに入れようかなと思ってます。

 

かぼちゃ

 

ただ火を入れただけのかぼちゃです。

本当は、かぼちゃ丸ごとをアルミホイルで包んでオーブンに入れて火を入れるのが理想なんですが、それだと時間がかかりすぎるので大きめに切ってバットに並べてアルミホイルで覆ってオーブンに突っ込みました。

 

このやり方だと、切り口の果肉の部分が乾燥してパリパリになったり色が変わったりしてしまいます。なので、時間がある方はかぼちゃ丸ごとをアルミホイルで包んでオーブンで火を入れるやり方をおすすめします。

 

卵焼き・ブロッコリー

 

いつも通りです。ブロッコリーはマカロニサラダに入れてしまったので今回は1個だけ。

 

炊き込みご飯(母・作)

 

いつも美味しい炊き込みご飯です。

簡単そうに見えて、野菜の水分量も計算しなきゃいけないので、結構難しいです。

ちなみに、僕がフランスで働いていた時にまかないで炊き込みご飯を作ろうとしたら、水分量が多すぎてリゾットみたいになったことがあります。味も薄くて最悪でした。

 

まとめ

 

今週からビーツとパプリカとかぼちゃが仲間入りしました。火の入れ方はほとんど一緒で、アルミホイルで包んで180℃のオーブンに突っ込みました。アルミホイルで包む前に塩をするのも忘れないようにしましょう。

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それではこのへんで。