人手不足なのはパリも同じ【フランスで働きたい料理人・パティシエの方へ】
こんにちは。
沸騰石の佐野です。
僕は現在ニースに住んでいますが、それまではパリで8か月ほど暮らしており、仕事もしておりました。
そんな僕が見たパリは、ずばり人手不足です。
こちらはパリを中心に、フランスにいる日本人がよく使う掲示板です。
これをご覧になって分かる通り、求人が沢山あり、しかもそのほとんどが飲食関係です。未経験可もちらほら。
僕がパリで働いていた時のシェフが日本人だったのですが、数年前までは、掲示板に投稿したらその日に3,4人連絡が来たけど、今は1週間、2週間経っても連絡が来ないとおっしゃってました。
つまり以前は、店が料理人を選ぶ立場だったのが、
現在は、料理人が店を選ぶ立場に逆転している状況です。
フランスのワーホリが通りにくくなった
数年前までは、フランスのワーホリはほぼみんな通ってたそうです。
フランス大使館のホームページに、ワーホリは仕事をしに行く制度ではない。とあるので、専門職(料理人、パティシエ、美容師など)の人は自分の職業をごまかしたりして、作文とかもうまく書いて申請してたそうです。
現在の料理人の方もそのことをインターネットかなんかで調べて、うまくごまかしてると思うんですけど、それでも落ちる人多数だそうです。
もちろん、通る人もいますが、落ちる人のほうが割合的に多いと思います。
なので、リソースを確保したい店は困ったことになるんですよね。
日本人シェフの店が増えた。
日本人シェフがフランスで店を開くこと、任されることはすごいことだと思います。
めちゃくちゃ応援しています。
しかし、店が増えるに伴って、従業員も確保しなければいけません。
現地の人を雇う方法がありますが、日本人の真面目さや丁寧さを知っていると、やはり、できるなら日本人が良いという店が多いと思います。
コミュニケーションも簡単ですし。
枠が増えたことによって必然的に人手不足になったわけです。
結論
なにが言いたいかというと、そんな不安にならなくても仕事はあるよってことを言いたいだけです。
なぜなら僕がそうだったから。
フランスに来る前、貯金が十分に貯められなくて、リヨンの語学学校が終わったらすぐに働き始めないとお金が底をつく状況でした。親に金は借りられないですし、最悪変なところでもいいから住む家とまかないが食べれればそれでいいや、と思ってました。
全然大丈夫。なんならどこの店も欲しがってる。
最大の関門はワーホリの申請が通るかどうか。だと思います。
というわけで今回はこの辺にします。
↓インスタグラム