アウトロー料理人沸騰石さののブログ

製菓学校卒業後、実務経験がないままフランスへ渡り、1年間料理人として働きました。帰国後の現在は、実の兄にお弁当を作りつつ、芸人としても活動しております。

【ニースの二つ星レストラン】なんじゃそりゃ!って思ったところ

こんばんは。

沸騰石の佐野です。

 

仕事でくたくたになった体に鞭打ってブログ書いてます。

 

 

 

 

日記のような形で、その日にあったことをブログに書こうと思ってるのですが、その前に、今働いてる店がどんな感じかっていうのを紹介します。

 

 

基本情報

100年以上続くホテル内のレストランでミシュラン二つ星。ホテルはミシュラン五つ星

・日本人はホテル内でも自分だけで、自分が働く前も日本人は全くいなかったそう。(こないだインスタで日本人で働いていた人を見つけたけど写真の画質的に相当昔。10年前とか)

・料理のコースは二種類あって150ユーロのものと230ユーロのものがある。

・ホテル内には、もう一つレストランがあり、そこは価格帯が安く、人も厨房も別。

 

ここまで書いたら余裕で特定できると思うんですけど、まあそこは個人に任せます。

ご自由にどうぞ。

 

 

料理のコース230ユーロは二つ星の中でも高いほうだと思います。

1ユーロ=120円で計算すると27600円。それに飲み物代がかかりますから、大体財布の中に4万あれば大丈夫ですかね

 

 

 

そして、働いて3週間経ったところで、なんじゃそりゃ!と思ったことがいくつかあります。それは、

 

①掃除のときに、調理台の上を紙やすりで磨く

②ノーマルの油がグレープシードオイル

③魚を下ろす、(タルトなどの)生地を伸ばす、肉の骨を砕く、それぞれ専用の部屋がある

④仕込み時間と営業時間で着けるエプロンが変わる
⑤倉庫を管理している人がいて、その人が帰ると物が取れなくなる

 

 

台の上を掃除するときはスポンジを、しかも柔らかい面を使えと製菓学校時代に教わりました。

パリのレストランで働いてた時は狭い場所で魚を下ろしていました。生地を伸ばす部屋?そんなん掃除が面倒くさくてよう使わんわ。

お客さんから見えるわけでもないのに青のエプロンタイプから白の腰掛に変わる。。。

俺はエプロンタイプ派だからそっちがいいんだけど。。。

納品やってくれるのありがたいけど、閉められるともしもの時が怖いよ。、、

 

 

この辺は店の仕様でもあり、店によって作りが違うので違いがあって当然ですよね、

だからこの辺はまだ序の口です

 

 

少しずつ小出ししていこうかなと思います。

それではおやすみなさい。